この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。紹介している商品・サービスは、私自身が良いと思ったものをお伝えしています。
こんな方におすすめの記事
- ヨンデミーに興味があるけれど、本を用意する手間が心配な方
- ヨンデミーを使っているけれど、図書館の予約が追いつかない方
- 子どもが読む本を、お金をかけずに用意したい方
- 図書館をもっとうまく使いたいと思っている方
ヨンデミーを使っていて、一番大変なのはどこか。
子どもが読むかどうかでも、毎日のレッスンでもありません。親にとって一番の負担は、「本を切らさないこと」です。
わが家は小学生の兄弟でヨンデミーを使っています。次男は1週間に5冊ほど読みます。読み終わったときに次の本が家にないと、せっかくできた読書の流れが止まってしまう。だから常に何冊かを手元に置いておく必要があります。
その手間を大きく減らしてくれたのが、ヨンデミーの図書館連携です。この記事では、学校司書として働く私が、実際にどう使っているかを正直にレポートします。
ヨンデミーの図書館連携とは?仕組みをかんたんに
先に結論をお伝えすると、ヨンデミーは「自分が使っている図書館で、実際に借りられる本」を教えてくれます。おすすめされたのに図書館に置いていなかった、ということが起きません。
ヨンデミーは、本を売るサービスではありません。「どの本を読むか」を教えてくれるサービスなので、本そのものは自分で用意します。
その「用意する」を支えているのが、図書館検索サービス「カーリル」との連携です。2024年3月から始まった仕組みで、全国の図書館の蔵書をリアルタイムに検索しています。
使い方はシンプルです。
- 登録のときに、よく使う図書館を選ぶ
- ヨンデミーが、その図書館で実際に借りられる本を優先しておすすめしてくれる
- 気になる本の「図書館で予約」を押すと、予約ページにそのまま進める
ここが地味に大きいポイントです。おすすめされた本が「そもそも借りられない本」だと、親は本探しから始めることになります。最初から借りられる本を出してくれるので、探す時間がほとんどかかりません。
対応している図書館は、全国47都道府県・1,086自治体・2,841館(2026年6月時点)。かなり広い範囲がカバーされています。
わが家がぶつかった「本のストック問題」
それでも、ちょっと面倒でした。
予約ページに飛べるのは便利なのですが、結局「予約する」という操作は親がやることになります。そして子どもが本を読むペースは、こちらの都合を待ってくれません。
1冊だけ借りてきても、読み終わったその日に次がない。かといって週末しか図書館に行けない。「本がない日」が生まれると、せっかくの読書習慣がそこで途切れてしまいます。
読書習慣づくりでいちばん怖いのは、この「途切れる日」です。学校の図書室で子どもたちを見ていても、一度離れた子が戻ってくるのには時間がかかります。
2026年7月から「図書館自動予約」が始まりました
その悩みを解いてくれたのが、2026年7月から始まった図書館の自動予約です。
わが家で使ってみて変わったのは、この一点です。
ヨンデミーが図書館の予約まで完結してくれて、図書館から「用意ができました」と連絡がきたら、取りに行くだけ。
言葉にすると小さな違いに見えるかもしれません。でも、実際にやっていた側からすると差は大きいです。
これまでは「おすすめを確認する→借りられるか見る→予約する」という工程が、親のToDoとして毎回残っていました。忙しい日はそれが後回しになり、後回しが続くと本が切れる。この“親がやる工程”がなくなったことで、本を切らさないハードルが一気に下がりました。
読書習慣は、親のがんばりに依存させないほうが続きます。仕組みで回る部分が増えたのは、素直にありがたい変化です。
図書館自動予約でできること
図書館自動予約を設定すると、本が手元に届くまでの流れはこうなります。
- おすすめされた本を、まとめて自動で予約してくれる
- 本の用意ができたら、自分が使っている図書館から連絡が届く
- あとは図書館へ取りに行くだけ
1冊ずつではなく「まとめて」予約してくれるのがポイントです。これまでは3冊なら3回、1冊ずつ検索して予約する作業が必要でした。その手作業がまるごとなくなります。
親が予約を忘れて本が切れる、ということ自体は起きなくなりました。
設定方法は保護者アプリの「その他」から
設定は保護者アプリから行います。手順はかんたんです。
- 保護者アプリを開く
- メニューの「その他」を開く
- 図書館自動予約の設定を進める
わが家の場合は、アプリに新機能のお知らせが表示されて、そこから設定しました。数分で終わります。
一部の人だけのテスト機能ではなく、全ユーザーに開放されています。すでにヨンデミーを使っていて、まだ設定していない方は確認してみてください。使わないままだともったいない機能です。
予約が完了したら通知が届く(通知設定はONにしておく)
ヨンデミーが図書館への予約を完了すると、その結果をヨンデミーから知らせてもらえます。ただし通知を受け取るには、あらかじめ設定をONにしておく必要があります。
設定の場所はこちらです。
- 保護者向けアプリを開く
- 「その他」→「通知管理」を開く
- 「選書完了通知・予約結果通知」をONにする

実際に届くのは、こんなお知らせです。何冊予約できたのかがひと目でわかります。

あとの流れはシンプルです。ヨンデミーから予約完了の通知が届き、そのあと図書館から「本の用意ができました」と連絡がきたら、取りに行くだけ。親がやることは、もう受け取りだけになります。
注意点:受け取り場所は、登録した図書館になります
便利な自動予約ですが、ひとつだけ知っておきたいことがあります。
ヨンデミーにはよく使う図書館を登録でき、自動予約はその登録した図書館に対して行われます。そのため、本の受け取り場所もその図書館に指定されます。
公民館などの公共施設で受け取りたい場合は、次のどちらかの方法をとることになります。
- ヨンデミーが予約したあとに、自分で受け取り場所を変更する(図書館側のマイページから変更します)
- 自動予約は使わず、これまで通り1冊ずつ予約する
わが家は図書館そのもので受け取っているのでこのまま使えていますが、いつも公民館などで受け取っているご家庭は、ここだけ先に確認しておくと安心です。
司書ママのヨンデミー×図書館の運用術
実際にわが家がやっている運用を、そのまま公開します。特別なことはしていませんが、この3つで回っています。
① 図書館に行く日を、週1回に固定する
「本がなくなったら行く」ではなく、曜日を決めて週1回行くようにしています。予約した本を受け取るついでに返却も済むので、往復が1回で片づきます。
思わぬ副産物もありました。毎週行くと、子どもが棚を眺める時間ができます。ヨンデミーがすすめてくれた本以外にも、自分で見つけて借りてくるようになりました。
② 1回で10冊前後、まとめて借りる
1〜2冊では、次の来館日まで持ちません。読み終わった瞬間に次の1冊がある状態を作るのが目的なので、まとめて借ります。
ヨンデミーの調査でも、利用家庭の75.6%が「一度に借りる冊数が増えた」と答えています。同じことをしているご家庭は多いようです。
③ 借りた本の「置き場所」を決める
これが地味に効きます。図書館の本は返す期限があるので、家の本と混ざると探すのが大変になります。

兄弟それぞれに箱を用意しています。「読む本はここにある」と決まっているだけで、子どもが自分で次の1冊を取り出せるようになりました。返却漏れもほぼなくなります。
兄弟2人で使うときの料金(2人目は1,980円)や、2人で効き方がちがった話は、ヨンデミーのきょうだい割引は1,980円|兄弟で使ってわかった効果のちがいで書いています。
データでも「図書館に行くようになる」は裏づけられています
わが家だけの話かと思っていたのですが、ヨンデミーが利用家庭の保護者799人に行った調査でも、同じ傾向が出ていました。
- 図書館の利用頻度が増えた家庭:82.9%
- 利用頻度は、利用開始前の約2.7倍
- それまで図書館にほとんど行かなかった家庭の96%が、月1回以上通うように
- ヨンデミー経由で借りられた本は、累計約117万冊(2020年11月〜2026年6月)
学校司書として言わせてもらうと、この数字はかなり大きな意味を持ちます。図書館に行く習慣そのものが、子どもの読書量を決めるからです。
本を買い続けるのは、金額的にも置き場所的にも限界があります。でも図書館なら無料で、しかも「合わなかったら返せばいい」。この気楽さが、子どもが新しいジャンルに手を伸ばす後押しになります。
近くに図書館がない場合はどうする?
正直にお伝えすると、ヨンデミーは図書館が使える環境のほうが、はるかに使いやすいサービスです。
近くに図書館がない、予約が混んでいてなかなか回ってこない、という場合は次のような方法があります。
- 取り寄せを使う:同じ自治体の他館から取り寄せられることが多いです。届くまで日数がかかるので、早めに予約を
- 学校の図書室を併用する:おすすめされた本が学校にあることもあります。担当の司書や先生に聞いてみてください
- 気に入った本だけ買う:全部買う必要はありません。「何度も読み返している本」だけ購入すると、無駄がありません
本代がかさむのが心配な方は、無料体験の30日間で「近所の図書館でどのくらい借りられるか」を実際に試してみるのが確実です。
2か月使ってみて、どうだったか
ここまで機能の説明をしてきましたが、いちばん知りたいのは「実際どうなの」というところだと思います。
わが家では週2回ほど使っていて、いまも自動予約はONのままです。2か月続けて、止めていません。サービス全体の感想はヨンデミーの口コミ・評判と料金にまとめてあります。
いちばん変わったのは「1冊ずつ予約する」がなくなったこと
使う前は、おすすめされた本を1冊ずつ自分で予約していました。
ヨンデミーのアプリから、使っている図書館のその本のページまで飛べるようにはなっていたので、ログインして予約ボタンを押すだけではありました。それでも、その作業がまるごとなくなりました。
いまは、本が用意されたら取りに行くだけです。
ひとつひとつは小さな作業です。でも日常になると負担になります。正直、これはとても大きな変化でした。
通知は2段階で届きます
予約されるとヨンデミーから通知が来て、本が用意できたら図書館から連絡が来ます。2か所から届くので、いまどの段階なのかがよくわかります。
ヨンデミーのアプリからも、予約の状況を確認できます。

うまくいかなかったこと、3つ
便利な機能ですが、つまずいた点もあります。これから使う方は、先に知っておいたほうがいいと思います。
① 予約の上限に当たることがあります
これがいちばん多かったつまずきです。
わが家では、わたしの図書カードで、わたしと子ども2人の3人分をまとめて管理しています。カードは3人それぞれ持っていますが、予約の状況を確認するのに、いちいちアカウントを切り替えてログインし直すのが大変だからです。
ただ、この方法には弱点があります。わたしの使っている図書館は予約が20冊までと決まっていて、3人分だとその枠から出てしまうことがあります。
枠が埋まっていると、ヨンデミーが予約処理をしようとしても予約できません。上限の冊数は図書館によって違うので、まず確認しておくことをおすすめします。
② 連絡方法の設定が、思っていたものと違うことがあります
図書館の予約には、本が用意できたときにどう知らせてもらうかを選ぶ項目があります。
わたしはメールにしたいのですが、自動予約だと「電話」や「連絡不要」になっていることがありました。
連絡不要になっていると、用意されたことに気づけません。なのでヨンデミーから「予約できました」の通知が来たら、念のため図書館側も確認するようにしています。
③ 受け取り期限に間に合わないことがあります
予約した本が図書館で用意されると、受け取りまでに期限があります。わたしの使っている図書館では1週間です。
この期間に取りに行けないと、せっかく用意してもらった本を受け取れず、また予約し直すことになります。
自動予約を止めたほうがいい場面
常にONにしておく必要はありません。設定から簡単に変更できるので、次のようなときは止めてしまってかまいません。
- しばらく図書館に行けそうにないとき——用意されても受け取れないと、また予約し直しになります
- 子どもがヨンデミー以外の本を読んでいるとき——手元にすでに読む本があるのに次々届くと、受け取り期限や貸出期限に追われることになります
とくに2つめは、わが家でも実際にありました。読めないかもしれない、という状況のときは止めたほうがいいです。
本を借りることが目的になってしまうと、本末転倒です。読書そのものが続かないときは読書が苦手な小学生が0冊から抜け出す7つのステップを参考にしてください。
司書として、図書館の予約サービスをどう見ているか
ここはヨンデミーから少し離れて、図書館の予約そのものの話をさせてください。
積極的に使ってほしいサービスです。
もちろん、自分で図書館に行って本を探すのも大切なことです。本棚を見ていると、探していなかった本との出会いがあります。それは予約では起きません。季節に合わせた選書の話はヨンデミーの「カレンダー選書」に書きました。
ただ、読みたい本が決まっているときは、予約のほうが確実です。理由を4つ挙げます。
① 人気の本は、棚に戻ってもすぐ借りられます
人気の絵本や児童書は、返却されてもすぐにまた借りられていきます。予約が何件も入っていることもあります。
図書館に行くたびに「返ってきているかな」と見るのも悪くありませんが、予約しておけば、返却されたあと確実に借りられます。
② 書庫にある本は、探しても見つかりません
これは意外と知られていません。
いくら棚を探しても見つからない本が、実は書庫にあったということがあります。書庫の本は棚に出ていないので、探しても出てきません。
予約サービスを使えば、書庫から出して用意してもらえます。
③ 最寄りの図書館にない本も、取り寄せられます
予約サービスを使うと、他の図書館から取り寄せて、最寄りの図書館で受け取れます。
これは分館を使っている方にとって特に大きいです。分館は蔵書が少ないことがありますが、本館の本まで使える状態にすると、選べる幅がぐっと広がります。
④ 「読みたい」を、そのまま叶えられます
結局のところ、これに尽きます。
読みたい本を読みたい、という子どもの気持ちを、待たせずに叶えられるサービスだと思っています。おすすめされる本のレベルについてはヨンデミーレベル(YL)とは?で説明しました。
図書館が遠いご家庭へ——学校図書館という選択肢
公共図書館は、家から遠かったり、習い事で行く時間がなかったりすることがあります。
そういうご家庭に、ひとつお伝えしたいことがあります。
学校図書館は、学校の中にあります。毎日行く場所に、本を借りられる場所がある。これは思っているより大きなことです。
10分の休み時間でも借りられます。学校の中にあるからです。
どんな地域でも、どんな環境でも、本を借りられる場所。それが学校図書館です。ぜひ積極的に使ってください。本を買うか借りるかで迷ったときは子どもの本は買う?借りる?もどうぞ。
なお、公共図書館で何を借りたかは、学校には伝わりません。貸出の記録を外に出さないことは、図書館にとって大切なルールだからです。そこは安心してお使いください。
よくある質問
まとめ
- ヨンデミーは全国2,841館の図書館と連携し、借りられる本を優先しておすすめしてくれる
- 2026年7月開始の「図書館自動予約」で、おすすめ本がまとめて自動予約される(用意ができたときの連絡は、自分が使っている図書館から届く)
- 設定は保護者アプリの「その他」から数分。全ユーザーに開放されている
- 予約結果の通知は、保護者向けアプリの「その他」→「通知管理」→「選書完了通知・予約結果通知」をONにすると届く
- 受け取り場所は登録した図書館になる。公民館などで受け取りたいときは、予約後に自分で変更するか、自動予約を使わず1冊ずつ予約する
- 運用のコツは「週1回に固定」「10冊前後まとめて借りる」「置き場所を決める」の3つ
- 利用家庭の82.9%が図書館の利用頻度が増えたと回答している
- 本代は基本かからず、負担は月額のみ
読書習慣づくりで難しいのは、続けることです。親のがんばりに頼る部分が減るほど、子どもの読書は長続きします。
「本を用意する手間が心配」という理由で迷っているなら、そこはもう心配しなくて大丈夫だと思います。
読書を続けるために、子どもへのアプローチが大切なのはもちろんです。でもそれと同じくらい、親の負担が少ないことも大切だと感じています。親が疲れてしまうと、どんなに良い仕組みでも続きません。
その点でヨンデミーは、使っているあいだにもどんどん良くなっています。今回の図書館自動予約はその代表で、親のやることがひとつまるごと消えました。これからの改善にも期待しています。
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料金・口コミ・兄弟で使った効果のちがいなど、ヨンデミー全体のレビューはこちらにまとめています。

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