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「うちの子、本は読んでいるのに、文章問題になると途端にできなくなるんです……」
本を読んでいても、読解力が自然につくとは限りません。文字を「読める」ことと、中身を「読み取れる」ことは別の力だからです。
読解力は、家庭で伸ばせます。やることは3つです。読み方のくせに気づくこと、読んだあとに一言やりとりすること、足りないところをドリルで補うこと。この記事では、読解力がないときのサインの見分け方から、学年別の目安、目的別のドリル・問題集までをまとめました。
うちの子、読解力がない?——気づきにくいサイン
「読解力が足りない」というサインは、国語のテストの点数だけに表れるわけではありません。次のような様子はありませんか?
- 本は読んでいるのに、文章問題になると急にできなくなる
- テストで、設問の意味を読み違えて失点することが多い
- 「どんなお話だった?」と聞いても、あらすじをうまく説明できない
- 算数の文章題で、「何を聞かれているのか」がつかめていない
- 音読はすらすらできるのに、内容について質問すると答えられない
じつはこれらは、図書室でもよく見かける姿です。本をよく借りていく子が、必ずしも「読み取れている」とは限りません。
ポイントは、「読める(文字を追える)」と「読み取れる(意味がわかる)」は別の力だということ。すらすら音読できることと、内容を理解できていることの間には、思っている以上に距離があります。

とくに「物語はよく読むのに、説明文になると苦手」というお子さんは多いです。この場合は読む文章の種類のかたよりが関係していることが多いので、以下の記事も参考にしてみてください。
本は読むのに国語が苦手な小学生|説明文でつまずく原因と、子ども新聞での伸ばし方
思い当たるサインがあっても、心配しすぎなくて大丈夫です。読解力は生まれつきの才能ではなく、読書のしかたと日々の関わりで育てられる力です。ここから、その仕組みを見ていきましょう。
読解力とは——「読む」は4つのステップでできています
読解力とは、文章の意味を正確に読み取り、内容を理解し、自分の言葉で考える力のことです。国語だけでなく、算数の文章題や理科・社会の教科書でも使う力です。2026年9月に発表されたPISA2025で日本の読解力が下がったことについては、PISA2025で日本の読解力が低下|下がったのは「速く正確に読む力」。学校司書が読み解く家庭でできる底上げで整理しています。
もうひとつ、知っておいてほしい考え方があります。オンライン読書教育のヨンデミーは、「読む」を4つのステップが合わさった技術だと説明しています。
- 文字を認識すること
- 文章として読むこと
- 意味を理解すること
- 深く考え、想像を膨らませること
子どもはまだ読む技術を習得している途中で、「文字が読めるようになった」は第1ステップをクリアしたにすぎません。
出典:地頭の9割は読む力|ヨンデミー公式note
司書として、ここはいちばん大事なところだと思っています。多くの家庭や学校では、文字が読めるようになった時点でサポートをやめてしまいます。でも技術としては、そこから先のほうがずっと長いのです。
この記事でこれからお伝えするのは、2〜4のステップをどう育てるかという話です。「文字は読めているのに読解力がない」と感じるとき、つまずいているのはたいてい、この後ろのほうのステップです。
読書で読解力が育つしくみ
読書が読解力につながるのは、次の4つが同時に育つからです。

| 読書で育つもの | 読解にどう効くか |
|---|---|
| 語彙 | 知っている言葉が多いほど、初めての文章でも「わかる」部分が広がる |
| 文章の組み立て | 「問いかけ→理由→まとめ」「場面→出来事→結末」の型が見えると、長い文章でも迷わない |
| 行間を読む力 | 書かれていない気持ちや意図を、ヒントから読み取れる |
| 背景知識 | 「前に読んだ話と似ている」とつながると、理解が速くなる |
読書をしても読解力がつきにくいケース
「ちゃんと本を読んでいるのに……」というとき、どんな読み方になっているか、一度振り返ってみると気づきがあるかもしれません。
◆ ストーリーを追うだけになっている
読書を楽しむことはとても大切です。でも、ページをめくることに慣れてしまうと、内容を深く理解せずに読み流してしまうことがあります。「読んだ」けれど「わかっていない」という状態です。
楽しく読めているのであれば、それはそれで素晴らしいこと。ただ、ときどき「どんな話だった?」と声をかけることで、子どもは内容を整理する機会を持てます。
◆ 知らない言葉をそのままにしている
意味のわからない言葉が出てきたとき、「なんとなく」でスルーし続けると、語彙はなかなか伸びません(くわしくは本を読んでも語彙力が上がらない小学生|増えない子に起きていることと、家庭でできる5つのこと)。すべての言葉を調べる必要はありませんが、気になった言葉に立ち止まる習慣が少しずつ語彙力を伸ばしてくれます。
◆ 同じジャンルの本ばかり読んでいる
好きな本を読むことは大切ですが、物語だけ、あるいはマンガだけに偏りすぎると、説明文の読み取りが苦手なまま、ということも。学校の教科書や試験問題には説明文が多く出てきます。物語と説明文、両方に慣れておくと安心です。説明文の苦手については本は読むのに国語が苦手な小学生|説明文でつまずく原因と、子ども新聞での伸ばし方に、同じ本ばかり借りてくる子については図書館で「いつも同じ本」しか借りない子|学校司書が見ている理由と声かけのコツに書きました。
◆ 読書が「読むだけ」で終わっている
読んで終わり、というのは少しもったいないです。感想を話したり、気になったところを書き留めたり——そうした「アウトプット」が加わることで、読んだことが自分の言葉として定着していきます。
家庭でできる5つのこと
① 音読を取り入れる
黙読に慣れてきても、ときどき声に出して読む時間を設けると効果的です。
音読することで、子どもは文章のリズムや句読点の位置を体で感じます。どこで息を継ぐか、どこで意味が変わるか——これが「文の切れ目を正確に読む力」につながります。また、難しい言葉も音で聞くことで記憶に残りやすくなります。
1日5〜10分、短い文章を声に出して読むだけで十分です。親御さんが聞いてあげる時間を作れると、子どもの音読への意欲も上がりますよ。
② 「なぜ?」を引き出す問いかけをする
物語でも説明文でも、「なぜそうなったの?」「どうしてそう思う?」という問いかけは、理由を考える力を育てます。
理由を考えるためには、もう一度本の内容を頭の中で整理する必要があります。これがまさに「読解」の作業そのものです。
毎回でなくてよいのです。読んだあと、ひと言ふた言、こんな会話を挟むだけで、積み重ねは大きくなっていきます。

③ 「どんなお話だった?」とあらすじを聞いてみる
読み終えた本について、「どんなお話だった?」と聞いてみてください。これだけで、じつは要約の練習になります。
一日の出来事を話すのと同じで、お話の内容を人に伝えるには、頭の中で「何が大事だったか」を選び、順番に並べ直す作業が必要です。これはまさに、国語のテストで問われる「要点をつかむ力」そのものです。
最初は「えっとね、なんか、たたかって、勝った!」くらいでも大丈夫。うまく説明できなくても、言い直させたり、正解を求めたりしないことが大切です。「へえ、誰とたたかったの?」と楽しそうに聞き返してあげると、子どもは少しずつ言葉を足していきます。この「聞いてもらえた」という経験の積み重ねが、内容を整理しながら読む習慣につながっていきます。
④ 辞書をリビングに置いておく
知らない言葉をそのままにしないための、いちばん簡単な仕掛けが「辞書を手の届くところに置いておくこと」です。
子ども部屋の本棚ではなく、リビングのすぐ手に取れる場所に。「ねえ、『おもむろに』ってどういう意味?」と聞かれたときに、「なんだろうね、引いてみようか」と一緒に開けます。
大切なのは、辞書引きを宿題や勉強にしないこと。「言葉の意味がわかると、読んでいるものがもっと面白くなる」という体験として積み重なると、語彙は自然と増えていきます。語彙力と読書の関係については、本を読んでも語彙力が上がらない小学生|増えない子に起きていることと、家庭でできる5つのことでくわしくお伝えしています。
⑤ 読んだことを「一言」書いてみる
読書感想文のような長い文章ではなく、ほんの一言でいいので「書く」ことを取り入れてみるのもおすすめです。
「おもしろかったところ:ドラゴンが仲間になったところ」——この程度で十分です。読書記録の端に一言添える形でも構いません。
読んで理解したことを、今度は自分の言葉にして外に出す。この「入れる→出す」の往復が、読みっぱなしで終わらせない読書をつくります。書くことに慣れてくると、文章を読むときにも「書き手はここで何を言いたいんだろう」という視点が自然と生まれてきます。
学年別・読解力の育て方の目安
読解力の育て方は、学年によって力を入れたいポイントが変わります。目の前のお子さんに合わせて、無理のないところから取り入れてみてください。

低学年(1〜2年生):「正確に読む」土台をつくる時期
この時期にいちばん大切なのは、読み聞かせと音読で「文字を正確に追い、言葉のまとまりで意味をつかむ」土台をつくることです。
読み聞かせは、まだ自分では読めない文章の語彙や言い回しを耳から蓄えられる、この時期ならではの読解力の栄養です。「もう1年生だから自分で読ませないと」と急ぐ必要はありません。読み聞かせと一人読みは、しばらく並行していて大丈夫です。
音読の宿題は、読解力の面でもとても理にかなっています。飛ばし読みやなんとなく読みでは音読できないので、一字一句を正確に読む練習になるからです。聞くときは間違い探しではなく、「読んでくれてありがとう」の気持ちで。読み間違いをどこまで直すかは、こちらの記事で線引きを書いています。
中学年(3〜4年生):「行間を読む」力を育てる時期
一人読みが安定してくる中学年は、登場人物の気持ちを想像しながら読む——つまり「行間を読む」力が伸びる時期です。
読んだ本について「このとき、主人公はどんな気持ちだったんだろうね」と、正解のない会話をする機会をつくってみてください。親子の何気ないやりとりが、そのまま読解のトレーニングになります。
このころは読む力に個人差が出やすく、本から離れてしまう子も出てくる時期です。お子さんが自分から本を手に取らなくなってきたと感じたら、文字は読めるのに本を読まない小学生|一人読みへのつなぎ方を学校司書が解説を参考にしてみてください。
高学年(5〜6年生):「構造をつかむ」読み方へ広げる時期
高学年になったら、物語に加えて説明文・ノンフィクション・新聞などにも読む範囲を広げたい時期です。
物語で育つ「気持ちを想像する力」に対して、説明文で育つのは「筆者の主張と根拠を整理しながら読む力」。中学以降の学習やテストで問われるのは、後者の比重がぐっと大きくなります。
とはいえ、急に難しい評論を渡す必要はありません。子ども新聞や、興味のある分野のノンフィクションなど、「知るのが楽しい」文章から始めるのがおすすめです。物語と説明文のバランスの取り方は、本は読むのに国語が苦手な小学生|説明文でつまずく原因と、子ども新聞での伸ばし方でくわしく紹介しています。
読解力を鍛えるドリル・問題集|目的別おすすめ6選
読書は読解力の土台を育てますが、「設問をどう読むか」「答えを本文のどこから探すか」といった解き方の型は、ドリルのほうが効率よく身につきます。読書が「読む体力」、ドリルが「読み方の型」と考えると、どちらかを選ぶ必要はありません。
図書室ではドリルや問題集を扱っていないので、ここでは子どもの反応ではなく、中身と目的で選んでいます。書名・出版社・構成は、出版社の案内と国立国会図書館の書誌で確認しました。学年別に出ているものは3年生版をリンクにしています。お子さんの学年に合わせて選んでください。
| こんな子に | ドリル・問題集 | 学年 |
|---|---|---|
| まず基本を学年に合わせて | くもん『文章読解にぐーんと強くなる』 | 学年別(1〜6年) |
| ドリルがきらい・物語が好き | 『読解力と語彙力を鍛える!なぞ解きストーリードリル 小学国語』 | 小学生全般 |
| 記述でつまずく・筋道を立てて読みたい | 『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集』 | ベーシック版は低学年から |
| 文のしくみ(主語・述語・つながり)から | 『出口汪の日本語論理トレーニング』 | 学年別(基礎・習熟・応用) |
| 教科書より少し上に挑戦したい | 『Z会グレードアップ問題集』国語 | 学年別 |
| 文字を正確に追う力が不安 | 『陰山英男の徹底反復 音読プリント』 | 全学年(初級〜上級) |
くもん『小学○年生 文章読解にぐーんと強くなる』(くもん出版)
学年ごとに1冊ずつある、読解のいちばん基本の問題集です。2024年に改訂され、物語と説明文を中心に「基本→練習→応用」の3段階で進みます。中学年以降は、グラフや図、ポスター、会話など、複数の資料から情報を読み取る問題も入っています。どれから始めればいいかわからないときは、今の学年か1つ下の学年のこれが無難です。
『読解力と語彙力を鍛える!なぞ解きストーリードリル 小学国語』(隂山英男 監修/萩原弓佳 物語/ナツメ社)
挿絵入りの短いお話を読み進めながら、話の内容を問う読解問題を解いていく形です。本文に出てくる言葉を学べる別冊の語彙ドリルもついています。「ドリル」と聞くだけで嫌がる子や、物語なら読める子の入口に向いています。
『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集』(福嶋隆史 著/大和出版)
「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」の3つで文章を整理する問題集です。「本文に書いていないことを書いてしまう」「記述で何を書けばいいかわからない」という子に、筋道の立て方を教えてくれます。まず[小学生版ベーシック]から始めて、慣れたら[小学生版]に進むのがおすすめです。ベーシック版は、短い語句や文を組み立てる問題が中心で、低学年からでも取り組めます。
『出口汪の日本語論理トレーニング』(出口汪 著/小学館)
主語と述語、言葉のつながり、文と文の関係など、文のしくみから論理的に読む練習をするシリーズです。学年ごとに基礎編・習熟編・応用編の3冊があります。長い文章の前に、一文を正確に読むところでつまずいている子に向いています。
『Z会グレードアップ問題集』国語(Z会)
教科書より少し上のレベルに挑戦したい子向けの問題集です。1〜4年は「国語 読解」、5・6年は読解と文法をあわせた「国語」として出ています。学校の国語は困っていないけれど、もう一歩伸ばしたいときや、中学受験を考えはじめたときに。
『陰山英男の徹底反復 音読プリント』(隂山英男 著/小学館)
名文や詩などを、くり返し声に出して読むためのプリント集です。文章が初級・中級・上級の3段階に分かれていて、小学校の全学年で使えます。読解の土台になる「一字一句を正確に追う力」を、1日10分ほどの音読で固めます。読み飛ばしが多い子や、音読の練習をもう少し足したいときに。
ドリルを使うときの3つの約束
- 1日1〜2ページで終わる量にする:長くやるより、毎日少しずつのほうが続きます。
- 少し易しいレベルから始める:最初の数ページがすらすら解けると、続ける気持ちが生まれます。学年より1つ下でもかまいません。
- 読書の時間は削らない:ドリルは読書の代わりにはなりません。「読む体力」は、やはり本で育ちます。本の選び方は読書と学力は関係ない?|「本を読めば成績が上がる」は半分だけ本当。教科書の難しさから学校司書が解説と小学生の語彙力を伸ばす本おすすめ12冊|学年別の選び方を司書ママが解説にまとめています。
図書室で見てきた「読解力が伸びる子」の共通点
ここで、学校司書として図書室で子どもたちと接するなかで感じてきた、「読解力が伸びていく子」に共通する姿を紹介します。
同じ本を何度もくり返し読む
「また同じ本?」と心配される親御さんは多いのですが、くり返し読む子は、1回目はストーリーを、2回目は細かい描写を、3回目は登場人物の気持ちを——と、読むたびに違う深さで読んでいます。同じ本をくり返し読むことは、じつは精読の入り口です。
読んだ本のことを誰かに話したがる
「先生、この本ね……」と、返却のときに内容を話してくれる子がいます。人に話すには、内容を頭の中で組み立て直す必要があるので、これは要約と表現の練習を自分からやっているようなものです。ご家庭でお子さんが本の話を始めたら、少し手を止めて聞いてあげてください。
「わからない」を放置しない
意味のわからない言葉や、腑に落ちない場面に出会ったとき、「ねえ、これどういうこと?」と聞きに来られる子は伸びます。大切なのは、聞いたときに「そんなことも知らないの」と言われない安心感があること。ご家庭でも、子どもの「これなに?」に付き合う時間が、読解力の土台を静かに支えています。
読書と並行して使いたいサービス
お子さんの読書をもっと楽しく、無理なく続けるために、こんなサービスも活用してみてはいかがでしょうか。
ヨンデミーは、AIがお子さんの読書レベルや好みに合わせて本をおすすめしてくれるオンライン読書指導サービスです。「どんな本を選べばいいかわからない」というお悩みを、AIが一人ひとりに合わせて解決してくれます。
司書としても、子どもが「自分に合った本」に出会える環境の大切さを日々実感しています。本選びに迷ったとき、ぜひ一度試してみてください。

読解力についてよくある質問
最後に、読解力について親御さんからよくいただく質問にお答えします。
Q. 読解力のドリルや問題集は、やらせたほうがいいですか?
ドリルには「設問の読み方」「答えの探し方」といった解き方の型を学べるよさがあり、テスト対策としては有効です。ただし、読む体験の土台がないうちにドリルだけを重ねると、「国語=つまらない作業」になってしまいがちです。
順番としては、まず読書で「読むことは楽しい」という土台をつくり、そのうえで必要に応じてドリルで型を学ぶ——この順がおすすめです。目的別のおすすめは、この記事の「読解力を鍛えるドリル・問題集」にまとめました。ドリルは読書の代わりにはなりませんが、読書とドリルは対立するものでもありません。
Q. マンガや図鑑ばかり読んでいます。読解力はつきますか?
マンガや図鑑も、立派な読書の入り口です。図鑑で得た知識は文章を読むときの背景知識になりますし、マンガにもストーリーを追い、セリフから気持ちを読み取る要素があります。
ただ、文章ならではの「言葉だけで場面や気持ちを想像する」経験は、やはり活字の本で育ちます。マンガを取り上げるのではなく、好きなマンガのノベライズ版や、図鑑で好きになった分野の読みものなど、今の「好き」から活字への橋をかけてあげるのが司書としてのおすすめです。
Q. もう高学年ですが、今からでも間に合いますか?
間に合います。読解力に「手遅れ」はありません。
むしろ高学年は、それまでに積み上がった知識や経験があるぶん、興味に合う本と出会えたときの吸収力は低学年よりずっと大きいです。大切なのは、学年相当の「読むべき本」から入らないこと。少し易しいと感じるくらいの、本人が面白がれる本から始めるのが、遠回りに見えていちばんの近道です。
まとめ:読解力は「読み方」と「一言」と「型」で伸びる
- 「読める」と「読み取れる」は別の力。音読できていても安心しない
- 読書で育つのは、語彙・文章の組み立て・行間を読む力・背景知識の4つ
- あらすじを聞く・「なぜ?」と聞く・辞書をそばに置く・一言書く——読んだあとのひと工夫が読書を読解力に変える
- 低学年は「正確に読む」、中学年は「行間を読む」、高学年は「構造をつかむ」が目安
- 解き方の型はドリルで補う。1日1〜2ページ、少し易しいレベルから
特別な教材がなくても、日常の読書の中にたくさんのヒントがあります。今日から、読み終えたあとのひと言の会話を始めてみてください。
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